自分が「変態」だと認めてしまった後の事だ。 そこには、悲劇的な現状に、酔い痴れる牝女がいた。 そして、次々と膨らんでくる性的な欲求と被虐妄想が、彼女をSMに向かわせる。 そうして、借金取りからの責め苦に散々に感じてしまい、幾度もオーガスムに達してしまった変態牝女からのメールが、ミラクルの受信箱に届く事になる。 インターネットでSMの官能小説を読み耽る内、ミラクルに辿り着いたのだ。 彼女はミラクルに出演させて欲しいと言った。 もし可能であるなら、自分の動画が売れたお金で、借金を返済したいと言うのだ。 だが、そこには彼女自身の偽らざる本心も書き記されていた。 「もしお金がいただけなくても、緊縛していただきたいです。 　このメールを書いている今も、愛液で下着がグショグショです。」 ・・・と。